![エクセルに設定されている計算式の確認方法](../img/header.jpg)
エクセルのシートの中でどこに計算式が設定されているのかを確認する方法を紹介します。
前任者が使っていたエクセルファイルを引き継いで使うときなどに便利な機能です。
このシートの中で計算式が設定されている場所は?
こんな感じで計算式を表示できます。
エクセルの画面には通常は計算式の結果が表示されていますが、下記のボタンをクリックすれば、計算式をエクセル画面上に表示できます。
メニューから「数式」タブを選択し、右側のほうにある「数式の表示」をクリックすると、セルに設定されている計算式が表示されます。
これでエクセル画面上に計算式が表示されるようになります。
計算式の表示とは別に、どのセルの値を使って計算しているかを確認する方法もあります。
計算式が設定されているセルを選択し、メニュー「数式」→「参照元のトレース」を選択。
これで参照元が下記のように矢印で表示されるようになります。
セルの値がどのセルの計算で使われているかを確認するのは、「参照先のトレース」です。
上記で紹介したものは、いずれもエクセルで計算式を解析するときに便利です。
前任者が作ったファイルを引き継ぎもないまま使っている。
学校現場ではありがちなシチュエーションではないでしょうか。
そんなときに、活用してみてください。
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第2章の事例編では「PDFへの差し込み印刷」「フラッシュカード作成」「条件付き書式による成績確認」など先生に必須の機能を紹介。第3章テクニック編、第4章 トラブル回避編も学校でのエクセル操作に絞って解説しています。
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