
エクセルで時間割を作成するときの必須テクニック「教員別時間割からクラス別時間割を作成する方法」について解説します。INDEX関数とMATCH関数を使うことで、教員別時間割から自動的にクラス別時間割を作成することができます。
【時間割サンプル】
まずは教員別時間割とクラス別時間割のひな形を作成します。
ポイントは、教員別時間割に設定するクラス名とクラス別時間割の中にあるクラス名の表記を同じにしておくことです。
(例)半角で「1A」としたなら、半角で「1A」。全角を使って「1ーA」としたなら、同じく全角で「1ーA」
クラス別時間割にはINDEX関数とMATCH関数を用いて教科を表示しますが、まず最初にMATCH関数を設定します。
上記図の例で説明
MATCH($K4,D$4:D$16,0)は、「D4」セルから「D16」セルの中で「1A」が何番目にあるかを求めている(答えは「1番目」)
同様のMATCH関数をほかのセルにも設定します。
(例)「1B」の月曜2時間目であれば【=MATCH($K5,E$4:E$16,0)】と設定(答えは「3」)。
MATCH関数の結果を用いてINDEX関数で教科名を表示します。
上記図の例で説明
同様のINDEX関数をほかのセルにも設定します。
(例)「1B」の月曜2時間目であれば【=INDEX($C$4:$C$16,MATCH($K5,E$4:E$16,0))】と設定(答えは「数学」)。
MATCH関数、INDEX関数ともにセル範囲に「$」をつけているのは、他のセルにコピーしやすくするためです。
教室に掲示するクラス別の時間割を作成するときに役立つにテクニックについてはコチラのページに掲載しています。
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