最高点、最低点を表示するエクセルMAX,MIN関数の使い方

最高点、最低点を表示するエクセルMAX,MIN関数の使い方

成績処理で使えるMAX,MIN関数

指定された範囲の中での最高点、最低点を表示するMAX関数MIN関数の使い方を解説。
テストの点数など成績処理をするときに便利な関数です。

 

 

色のついているセルにMAX関数、MIN関数が設定されています。
上の表はタテ、ヨコそれぞれで最高点、最低点を表示するようになっています。

 

MAX関数の使い方

指定された範囲の中から最高値を表示するのがMAX関数です。

 

【MAX関数】

  • =MAX(範囲)
  • 「範囲」の中から最も高い値を表示する

 

上の表の例で見てみると、次のようになります。

 

 

赤い枠内がH2セルに設定されたMAX関数です。

  • C2:G2 → 範囲

C2セルからG2セルまでの中で、最も高い値を表示せよという意味になります。

  • C2…65
  • D2…63
  • E2…47
  • F2…84
  • G2…85

なので、85が表示されているというわけです。

 

MIN関数の使い方

指定された範囲の中から最低値を表示するのがMIN関数
MAX関数の「MAX」が「MIN」に変わっただけです。

 

【MIN関数】

  • =MIN(範囲)
  • 「範囲」の中から最も低い値を表示する

 

上の表の例で見てみると、次のようになります。

 

 

C2セルからG2セルまでの中で、最も低い値を表示せよという意味になります。

 

MIN関数は指定された範囲の中に空白のセルがある場合は、空白は無視します。
値が設定されているセルの中で、最も低い値を表示します。

 

 

上の例では、範囲が「C4:G4」となっていますが、C4D4空白のセルです。
このため、E4からG4の中で最も低い値の「52」が表示されます。

 

空白を「0(ゼロ)」扱いとはしません。

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