エクセルでクリックしたセルと同じ値のセルに色をつける方法を紹介します。
「重複を削除」ではなく、あくまで同じ値のセルを色を変えて表示させる方法です。
紹介する方法ではマクロを使っていますが、カンタンにつくることができます。
上の例は数字と記号(1-1)になっていますが、「国語」のように文字だけでも同じように動きます。
確認対象とするセル範囲を選択してから、メニューの「条件付き書式」→「新しいルール」をクリック。
「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、数式を入力。
【入力する数式】
=INDIRECT(CELL("address"))=●●
同じ値のセルの書式を設定(ここでは背景黄色としている)
メニュー「開発」→「Visual Basic」をクリック。
上記の編集が終了したら、「ファイル」→「終了してMicrosoft Excelへ戻る」をクリック。
これで完成です。選択したセルと同じ値のセルが条件付き書式で設定したように表示されます。
保存するときは、通常のエクセルファイル形式ではなく「マクロ有効ブック.xlsm」を選びます。
学校現場でエクセルをどのように活用できるかに絞った先生向けのマニュアル本。クエリ機能やピボット機能を校務にどのように活用できるかを事例をもとに解説しています(第1章)。
第2章の事例編では「PDFへの差し込み印刷」「フラッシュカード作成」「条件付き書式による成績確認」など先生に必須の機能を紹介。第3章テクニック編、第4章 トラブル回避編も学校でのエクセル操作に絞って解説しています。
*本書の対象はエクセルを使ったことがある先生向けです。エクセルを使ったことがない方、初心者の方には前著「先生Excel」をオススメします。(前著)初心者向け⇒先生向けエクセル講座「校務Excel」