エクセルで全角カタカナを半角カタカナに(または半角カタカナを全角カタカナに)変換する方法を解説します(この変換にはASC関数、JIS関数を使います)。
エクセルで全角カタカナを半角カタカナにするにはASC関数を使用します。
【ASC関数】
全角の英数カナ文字とは、全角英字、全角数字、全角カタカナのことです。
なので、全角カタカナだなでなく、全角英字や数字も半角に変換されます。
ただし、それ以外(ひらがな、漢字)は無効となり、変換されません。
反対に半角カタカナを全角カタカナにするにはJIS関数を使用します。
【JIS関数】
ASC関数と反対の動きをするのがJIS関数です。
ASC関数、JIS関数は校務でのクラス名簿作成時などに便利です。
役所から送られてきた新入生や転入生のデータは名前のフリガナが半角になっているのだけれど、学校で使用しているシステムには全角で登録しなければならない。
学校では、ありがちな状況ではないでしょうか。
そんなときには、ASC関数、JIS関数を使用してみてください。
学校現場でエクセルをどのように活用できるかに絞った先生向けのマニュアル本。クエリ機能やピボット機能を校務にどのように活用できるかを事例をもとに解説しています(第1章)。
第2章の事例編では「PDFへの差し込み印刷」「フラッシュカード作成」「条件付き書式による成績確認」など先生に必須の機能を紹介。第3章テクニック編、第4章 トラブル回避編も学校でのエクセル操作に絞って解説しています。
*本書の対象はエクセルを使ったことがある先生向けです。エクセルを使ったことがない方、初心者の方には前著「先生Excel」をオススメします。(前著)初心者向け⇒先生向けエクセル講座「校務Excel」