エクセルで評価マーク(星印)を5段階でつける方法

エクセルで評価マーク(星印)を5段階でつける方法

数値に応じて星印を自動で設定する

 

評価として数値を5段階(1〜5)で入力すると、それに応じた星マークが表示される仕組みのつくりかたを解説します(上図のようなもの)。

星マークの表示方法は「数値をそのまま表示する」ものと、「5つ星は固定で、数値に応じて塗りつぶす」ものの両方について説明します。

 

REPT関数で星の数を表示

まずは、星マークで「数値をそのまま表示する」方法のやり方から。

REPT関数を設定するだけで実現できます。

 

REPT関数(くりかえす文字,くり返す回数)

「くり返す文字」に設定されたものを「くり返す回数」だけ、くり返して表示します。

上の図の例で「=REPT("★",B2)」は、★をB2セルに設定された数値だけくり返すことになります。
B2セルには「5」が設定されているので、★が5つ表示されます。

 

REPT関数で★と☆を表示

「5つ星は固定で、数値に応じて塗りつぶす」方法のやり方です。こちらもREPT関数を使います。

 

【=REPT("★",B2)&REPT("☆",5-B2)】

  • &は2つの文字をつなぐ記号なので【REPT("★",B2)】と【REPT("☆",5-B2)】を結合
  • 【REPT("★",B2)】は、最初の例と同じ意味(B2のセル値だけ★を表示)
  • 【REPT("☆",5-B2)】は、☆を表示する回数を5回−B2のセル値としている

 

B2セルに「3」が設定されれば…
【REPT("★",B2)】で★★★となり、
【REPT("☆",5-B2)】は(5-B2が2なので)☆☆となり、
この2つを結合して★★★☆☆とひょうじされます。

 

 

 

いずれもREPT関数だけで設定できるので、成績処理時などに活用してみて下さい。

学校でのエクセル活用事例

学校現場でエクセルをどのように活用できるかに絞った先生向けのマニュアル本。クエリ機能ピボット機能校務にどのように活用できるかを事例をもとに解説しています(第1章)。

第2章の事例編では「PDFへの差し込み印刷」「フラッシュカード作成」「条件付き書式による成績確認」など先生に必須の機能を紹介。第3章テクニック編、第4章 トラブル回避編も学校でのエクセル操作に絞って解説しています。


*本書の対象はエクセルを使ったことがある先生向けです。エクセルを使ったことがない方、初心者の方には前著「先生Excel」をオススメします。(前著)初心者向け⇒先生向けエクセル講座「校務Excel」