評価として数値を5段階(1〜5)で入力すると、それに応じた星マークが表示される仕組みのつくりかたを解説します(上図のようなもの)。
星マークの表示方法は「数値をそのまま表示する」ものと、「5つ星は固定で、数値に応じて塗りつぶす」ものの両方について説明します。
まずは、星マークで「数値をそのまま表示する」方法のやり方から。
REPT関数を設定するだけで実現できます。
「くり返す文字」に設定されたものを「くり返す回数」だけ、くり返して表示します。
上の図の例で「=REPT("★",B2)」は、★をB2セルに設定された数値だけくり返すことになります。
B2セルには「5」が設定されているので、★が5つ表示されます。
「5つ星は固定で、数値に応じて塗りつぶす」方法のやり方です。こちらもREPT関数を使います。
【=REPT("★",B2)&REPT("☆",5-B2)】
B2セルに「3」が設定されれば…
【REPT("★",B2)】で★★★となり、
【REPT("☆",5-B2)】は(5-B2が2なので)☆☆となり、
この2つを結合して★★★☆☆とひょうじされます。
いずれもREPT関数だけで設定できるので、成績処理時などに活用してみて下さい。
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