学校の授業で中学生がエクセルを使うためのノウハウを先生向けにまとめています。
エクセルの基本的な使い方や中学生向けの課題の例などを紹介。
初めてエクセルを使う中学生向けにエクセルとはどんなソフトかやその使い方を説明します。
エクセル(Excel)とは表計算ソフトと呼ばれるソフトの商品名です。
表計算ソフトには、エクセルのほかにもGoogle スプレッドシートなどがありますが、表計算ソフトの中で最も使われているのがエクセルです。
エクセルは商品名なので、技術の教科書には「表計算ソフト」という表記が用いられています。ちなみに、「Excel」とは英語で「優れている」といった意味の動詞です。
つまり、ソフトの種類が「表計算ソフト」で、商品名が「Excel」です。
ほかの例で言うと、ソフトの種類では「ワープロソフト」があり、商品名に「Word(ワード)」や「Googleドキュメント」があるのと同じです。
グラフをつくってみることを中学生向けにエクセルの課題として出すときのサンプルと作り方を解説しています。
任意の地点の月別の平均気温、日最高気温、日最低気温の折れ線グラフです。
【完成イメージ】
気象庁のホームページに各地点のデータが掲載されているので、これを使用して任意の地点のグラフを作成することができます。
中学生向けに技術の教科書にも出てくる表計算のやり方(平均の計算)を解説します。
教科書ではエクセルという商品名は掲載することができないので、表計算ソフトという表記になっていますが、ここではエクセルで説明します。
表計算ソフトはエクセル以外にもGoogleスプレッドシートなどがありますが、基本的な使い方は同じなので、まずはエクセルで表計算のやり方を覚えるのが効率的です。
エクセル表計算を使うと、入力された数値をもとに自動的に計算結果を表示させることができます。例えば、下の図では各科目の点数を入力すると、平均点が自動的に計算されます。