エクセルではセルの中に斜線を引いて、その斜線の上下に文字を入れることができます。
挿入→図形でテキストボックスを指定して文字を入れる方法だと、位置をあわせるのが大変ですし、別の編集作業中にズレてしまうこともあります。そうならないように下記の方法で文字を挿入します。
斜線の上下は関係なく左側から文字を並べて入力します。
まず、斜線の下に入れる文字の設定を行います。
斜線の下側になる文字を選択してからセルの書式設定→下付きにチェックを入れます。
最初に斜線の下になる「時間」の部分を選択してから行います。
つぎに斜線の上になる部分を選択し、上付きにチェックを入れます。
最初に斜線の上になる「曜日」の部分を選択してから行います。
セルの書式設定から斜線を引いて、文字サイズを調整すれば完成です。
上付き、下付きにすると最初よりも文字サイズが小さくなるので、適切な大きさにあわせます。
これで完成です。
エクセルで時間割や表組の資料を作成するときに使うことが多いテクニックです。絶妙な位置にテキストボックスを設定するというやり方は非効率なので、コチラの方法をご活用ください。
学校現場でエクセルをどのように活用できるかに絞った先生向けのマニュアル本。クエリ機能やピボット機能を校務にどのように活用できるかを事例をもとに解説しています(第1章)。
第2章の事例編では「PDFへの差し込み印刷」「フラッシュカード作成」「条件付き書式による成績確認」など先生に必須の機能を紹介。第3章テクニック編、第4章 トラブル回避編も学校でのエクセル操作に絞って解説しています。
*本書の対象はエクセルを使ったことがある先生向けです。エクセルを使ったことがない方、初心者の方には前著「先生Excel」をオススメします。(前著)初心者向け⇒先生向けエクセル講座「校務Excel」