学校の先生向けに成績処理での便利なエクセルの使い方を紹介しています。平均点の計算方法、成績順での並べ替え、テストの点数に応じた評価の算出方法など。
エクセルの関数や計算式を使ったやり方を解説しています。
エクセルで点数に応じてAからEのように5段階評価をつける成績処理を行うときにはIFS関数を使うのが一般的ですが、エクセルのバージョンによってはIFS関数が使えないことがります。
そんなときは、むりやりIF文を何重にも重ねて書いてしまいがちですが、もっとスマートなやり方があるので紹介します。
あまり知られていませんがエクセルにはセルに入力されている値(数値、文字)を自動的に音声で読み上げる「セルの読み上げ」機能というものがあります。
これを使うことでエクセルで成績処理を行ったときに、そもそもエクセルに入力した値が正しいのかを確認することができます(紙で採点した点数をエクセルに入力したときなど)。
カンタンな設定て使えるので、その使い方を紹介します。
エクセルの関数を使って平均点を計算する方法の解説です。
テストごとの平均点や個人ごとの複数回のテストの平均点を計算することができます。
エクセルで名簿上にテストの点数を入力し、一定の点数以上(80点以上など)の場所だけ色を変える方法の解説です(下記イメージ)。
これはエクセル関数ではなく、「条件付き書式」というものを利用します。
エクセルで入力された点数をもとに、60点未満はC、60点〜79点はB、80点以上はAと自動的に計算する方法の解説です(下図イメージ)。
複数回のテストの点数に対し、重みをつけて総合点を計算する方法を紹介します。
(例)3回目のテストの点数のみ3倍して総合点を算出。
Aさん…10点(1回目)+10点(2回目)+10点×3(3回目)=50点
エクセルの名簿をテストの成績順に並べ替える方法を紹介します。
(例)並べ替え前
↓平均点で並べ替え
(例)並べ替え後
エクセルで成績評価として入力したA,B,Cの数を自動計算する方法の紹介です。
上の表では個人ごとに評価(A,B,C)を入力し、その評価をつけた数を自動的に計算し、下に表示させています(色つきの部分)。
評価をA,B,Cの三段階にしていますが、1〜5までの5段階などでも同じように表示させることができる方法を紹介します。
学年末や学期末に複数回のテストの点数を集計することがあると思います。
このとき生徒ごとにそれぞれのテストの点数を入力していくと表が横に長くなりがちです。
(こんな感じ↓)
スクロールバーを使えば見ることはできるのですが、見やすくはありません。
こうしたときは、グループ化機能を使うとスッキリします。
エクセル(Excel)を使って通知表をつくるときの基本的な仕組みについて解説します。
エクセルで通知表を作成する場合は、デザインや表示させる項目よりも先に基本となる仕組みを理解しておく必要があります。何パターンかありますが、ここでは最も基本的なものを紹介します。