エクセルで、「9:00+9:00+9:00」を「3:00」でなく「27:00」と24時間以上の時間表記にする方法を解説します。エクセルで勤務時間管理を行っている場合などに必要な処理です。
エクセルでは、時間を足して普通に表示すると上図の左側のようになってしまいます。
これを右側のように24時間以上も表示する方法があります。
エクセルで24時間以上を表示するには、セルの書式設定で【ユーザー定義】を選び、【種類】のところに【[h]:mm】と入力します。hを四角かっこ[]で囲むのがポイントです。
四角かっこ[]は半角で入力します
これだけ。
時間を足す計算式には、SUM関数を使っています。
hを[]で囲っていないと、上の例では「41:00」でなく「17:00」と表示されてしまいます。
1時間以上となる合計を分で表示させたい場合は、同じように【ユーザー定義】を選び、【種類】のところに【[mm]】と入力します。今度はmmを四角かっこ[]で囲います。
特定の作業時間を集計したい場合などは、こうした設定も活用することができます。
学校現場でエクセルをどのように活用できるかに絞った先生向けのマニュアル本。クエリ機能やピボット機能を校務にどのように活用できるかを事例をもとに解説しています(第1章)。
第2章の事例編では「PDFへの差し込み印刷」「フラッシュカード作成」「条件付き書式による成績確認」など先生に必須の機能を紹介。第3章テクニック編、第4章 トラブル回避編も学校でのエクセル操作に絞って解説しています。
*本書の対象はエクセルを使ったことがある先生向けです。エクセルを使ったことがない方、初心者の方には前著「先生Excel」をオススメします。(前著)初心者向け⇒先生向けエクセル講座「校務Excel」