
エクセルで印刷範囲を指定するには改ページプレビューで青い線をドラッグすれば良いのですが、この青い線が動かせない(ドラッグできない)場合があります。
原因は設定で動かないようにしていることになるものです。そのような設定をした覚えがないと思っても、別の設定を行っているときに誤操作でしてしまっている可能性があります。
下記の設定を確認してください。
点線だけでなく青線(実線)が動かせない場合も同じです。
エクセルの上部メニューから「ファイル」→「その他」→「オプション」を選択。
Excel2019の場合です。
表示された画面で右側メニューの【詳細設定】をクリック。
【フィルハンドルおよびセルのドラッグアンドドロップを使用する】にチェックを入れます。
ここのチェックが外れていると改ページプレビュー画面で青線(点線、実線とも)を動かすことができません。
チェックを外しても改ページプレビューを開かないと気がつかないので、別の設定を行ったときに、間違ってチェックを外してしまっている可能性があります。
この前までは動かせていたのに、急に動かせなくなったという場合は、何か別の設定を行っているときにココのチェックを外してしまったことが考えられます。
学校現場でエクセルをどのように活用できるかに絞った先生向けのマニュアル本。クエリ機能やピボット機能を校務にどのように活用できるかを事例をもとに解説しています(第1章)。
第2章の事例編では「PDFへの差し込み印刷」「フラッシュカード作成」「条件付き書式による成績確認」など先生に必須の機能を紹介。第3章テクニック編、第4章 トラブル回避編も学校でのエクセル操作に絞って解説しています。
*本書の対象はエクセルを使ったことがある先生向けです。エクセルを使ったことがない方、初心者の方には前著「先生Excel」をオススメします。(前著)初心者向け⇒先生向けエクセル講座「校務Excel」