エクセルを使っていると数字が「##」と表示されてしまうことがあります(下図)。
また、画面で見ると数字が出ているのに、印刷すると##になってしまうことも。
「文字化け」という言葉を知っている(聞いたことがある)と、文字化けしたのかと思ってしまいますが、そうではありません。これは表示幅の問題で、すぐに解決できます。
エクセルで##と表示(印刷)されてしまうは、列の幅が狭いからです。
下図で言えば、C列の幅が狭いということです。
C列の幅を広げれば、数字が表示されるようになります。
C列の幅を広げるのであれば、C列とD列のあいだにカーソル(マウス)をあわせます。
カーソルが「←→」のマークになったところで、マウスをクリックして横に動かします。
これでC列の幅が広がり数字が表示されるようになります。
画面では数字が表示されているのに、印刷すると##になってしまうという場合も同じです。
画面で表示されていても、少し余裕を持たせて幅を広げてみてください。
これは使用しているプリンタと画面の環境の違いに起きてしまう現象です。
理屈はわからなくても、幅を広げれば解決すると覚えておけば大丈夫です。
エクセルを使っていると、誰もが一度は経験する現象です。
文字化けとは関係ありません。
すぐに解決できるものですので、上記の方法を参考にしてみてください。
学校現場でエクセルをどのように活用できるかに絞った先生向けのマニュアル本。クエリ機能やピボット機能を校務にどのように活用できるかを事例をもとに解説しています(第1章)。
第2章の事例編では「PDFへの差し込み印刷」「フラッシュカード作成」「条件付き書式による成績確認」など先生に必須の機能を紹介。第3章テクニック編、第4章 トラブル回避編も学校でのエクセル操作に絞って解説しています。
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