
1枚のシートで名列表(縦)と名列表(横)を切り替えて使う(印刷)する方法を紹介します。
1枚のシートを切り替えるので、転入生があったときに縦版と横版をそれぞれ作り変える手間が省けます。
名簿データを設定してある1枚のシート(↓)を、
設定により、タテ1枚で印刷したり、ヨコ1枚で印刷したりする。
ページレイアウトで「印刷の向き:ヨコ」「サイズ:A4」と指定して、ヨコ向きで1枚に収まるように名列表を作成します。
上部メニューの「表示」→「ユーザー設定のビュー」をクリックし、名前を付けて保存(OKクリック)します。
ヨコ形式で作成した名列表をページレイアウトで「印刷の向き:タテ」と指定して、タテ向きで1枚に収まるように名列表を作成します。余分となる列を非表示にすることでタテ形式で1枚となるようにします。ユーザー設定のビューの作成時に名前を「A4タテ」のようにしておきます。
上部メニューの「表示」→「ユーザー設定のビュー」をクリックすることで、作成済みの「ユーザー設定ビュー」を切り替えて使用することができます。
「ユーザー設定のビュー」は印刷時にも設定が反映されるので、ココを切り替えて印刷することで、「縦」「横」それぞれを出力することができます。
名列表での縦書きの項目名を詰めて表示する方法を紹介します。
余計な空白を省くことで名列表全体のスペースを有効に活用することができます。
どちらも同じフォントサイズですが、下図のほうが縦書きの文字間隔が詰まっています。
くらべてみるとコレだけ違います。
名列表を男女別で作成しようとして並び替えたのに「男→女→男」で並び替えられてしまった!?
これエクセルの不具合(バグ)ではありません。
下記記事で解説しています。
学校現場でエクセルをどのように活用できるかに絞った先生向けのマニュアル本。クエリ機能やピボット機能を校務にどのように活用できるかを事例をもとに解説しています(第1章)。
第2章の事例編では「PDFへの差し込み印刷」「フラッシュカード作成」「条件付き書式による成績確認」など先生に必須の機能を紹介。第3章テクニック編、第4章 トラブル回避編も学校でのエクセル操作に絞って解説しています。
*本書の対象はエクセルを使ったことがある先生向けです。エクセルを使ったことがない方、初心者の方には前著「先生Excel」をオススメします。(前著)初心者向け⇒先生向けエクセル講座「校務Excel」